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【特許AIエージェント最新事例】AIで倉庫ロボットの経路最適化における発明抽出を「MyTokkyo.Ai」が支援

~MyTokkyo.Aiが発明提案書の自動生成を支援~

リーガルテック株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:平井智之)は、知財特化AIエージェント「MyTokkyo.Ai」が倉庫内で人と協働する搬送ロボットの経路最適化AIに関する技術テーマで活用された導入事例を発表した。本事例では、ロボット同士や人との動線衝突を防ぎ、安全かつ効率的な搬送を実現するための制御技術について、MyTokkyo.Aiが発明の要点を抽出し、出願ドラフトを生成した。

導入背景

物流現場では、人とロボットが共に作業する「協働環境」が急速に普及している。
しかし、複数のロボットや作業者が同じ通路を通行することで、動線の衝突や遅延が頻発していた。
特に、リアルタイムで経路を再計算し、状況に応じて柔軟に制御できる仕組みの設計は、開発コストが高く知見も限定されていた。
こうした中で、AIによる知的制御技術が求められていた。

「MyTokkyo.Ai」の採用理由

従来、開発現場で生まれたアイデアを発明提案書としてまとめるには、知財部門の専門知識と多大な時間を要していた。
MyTokkyo.Aiは、議事録や技術メモなどのテキストをAIが解析し、「課題」「解決手段」「技術的効果」の構造で自動整理する機能を備える。
本事例では、倉庫ロボットの動作ログやセンサー解析結果を入力することで、AIが短時間で発明提案書を自動生成した。
専門知識を持たない開発担当者でも、発明内容をスムーズに文書化できたことが採用の決め手となった。

活用状況と効果

MyTokkyo.Aiは、発明抽出から特許ドラフト作成までをワンストップで支援した。
AIは、環境センサーの時系列データを解析し、障害物や人の移動を予測して経路を自動で再計算する技術を抽出した。
その結果、経路再設定時間を従来比50%短縮し、搬送効率を20%向上させる効果を確認した。
また、発明提案書の作成時間は従来の約3分の1に短縮され、出願判断までのリードタイムも大幅に削減された。

今後の展望

リーガルテック株式会社は、MyTokkyo.Aiを通じて研究開発現場における発明創出の自動化をさらに推進していく。
今後は、製造・物流・医療など多様な分野において、AIが「発明を生み出す現場」を支援する仕組みとしての拡張を進める方針である。

会社概要

  • 会社名:リーガルテック株式会社
  • 設立:2021年3月
  • 資本金:3億7,900万円(資本準備金含む)
  • 代表取締役 CEO:平井 智之
  • 所在地:東京都港区虎ノ門5-13-1 虎ノ門40MTビル4F
  • ホームページ:https://www.legaltech.co.jp/
  • 事業概要:特許調査・発明抽出プラットフォーム「MyTokkyo.Ai」、自社専用AIプラットフォーム「AI IPGenius」、共同開発支援プラットフォーム「リーガルテックVDR」の開発・提供