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TokkyoAiが特許検索・分析機能のアップデート『Scope X』実施!より詳細な分析を実現【お知らせ】

いつもTokkyo.Ai株式会社の『プライベート特許検索』をご利用いただき誠にありがとうございます。

この度、お客様にさらなる利便性と満足を提供するため、2023年5月に以下の機能アップデートを実施いたしました。

アップデート名:
『Scope X』(スコープ・エックス)

主なアップデート内容】

※注意:一部、無料版には適応されないアップデートがございます。

1.企業名やキーワードのグルーピング機能

検索結果において企業名やキーワードをグループ化し登録することで、グループ企業の名寄せや、関連性の高い特許情報を簡単にグループピングできるようになりました。
これにより、パテントマップや検索フィルタを自分用にカスタマイズすることができ、より効率的な特許分析が可能になります。

2.技術分野分析をより高度に深層化

これまで、技術トレンド調査や自社技術の活用産業の可視化などにおいてお使いいただいていた「技術分野分析」がパワーアップし、より詳細かつ深層的な情報を提供できるようになりました。競合分析や技術トレンドの把握がこれまで以上に簡単になります。

「技術分野分析」は、検索結果として表示された特許をWIPO(世界知的所有権機関)の分類したテクニカルドメインに基づき一瞬で技術分類ごとに表示する機能です。

この機能は、活用産業の可視化をし、トレンドの動向をチェックするだけでなく、ワンクリックで実際にどのような特許出願がされているかを確認することができる機能です。

たとえば以下は、「ブロックチェーン」と検索をし、技術分野分析のボタンをクリックし、活用産業の可視化をした後に、「機構制御」でのブロックチェーン活用方法にフォーカスをした図です。

ヒートマップに表示されている数字を選択すると、選択範囲に該当する特許が表示されます。

「技術分野分析」は、経営層や企画部門、知財部門、研究開発などを行う方が、自社の技術の強みを活かし、更なる活用産業を探索する際に便利な機能です。

特許検索と組み合わせることで、新規参入分野の競合他社の動向を把握することもできます。

また、知財コンサルや弁理士といった知財の専門家の方としてはクライアントへの新たな出願領域の提案、活用産業の提案にもお使いいただけます。

参考記事:『特許情報を活用した技術の用途探索とは おすすめサイトも紹介』

3.引用分析機能の強化

 特許の関心度(他社注力度)を図る指標にもなる「被引用情報」の表示方式やリンク機能がリニューアルされました。

これにより、どの企業が誰の特許を引用しているかを一目で把握できるようになりました。

参考記事:『【入門編】特許の引用・被引用とは?何に使える?』

4.パテントマップの機能強化

 単一データのグラフ化機能を追加しました。これにより、「企業名 × 件数」「IPC x 件数」といったランキングを簡単に表示することができるようになりました。

参考記事:『特許からみえてくる「トヨタ」の意外な特許出願【企業分析】』

5.全体的なUI向上

 使いやすさを追求したUIデザインにリニューアルし、分析結果の保存や保存済み検索条件の呼び出し、検索操作や分析結果の表示がより直感的に分かりやすくなりました。

お客様からのご要望やフィードバックをもとに、引き続き機能改善を実施してまいります。

どうぞ今回のアップデートをお試しください。

今後ともTokkyo.Ai株式会社のプライベート特許検索をよろしくお願い申し上げます。