人工的な凝集剤による排水処理は問題点が多い
これまで浄水に使用されてきた人工的な凝集剤には化学物質が含まれています。人工的な凝集剤をつかって排水処理をすると、水中の浮遊物質が液体から分離したもので腐敗しやすいもの(処理スラッジ)の量が多くなるという問題や、処理液中に金属イオン(アルミニウムイオンや鉄イオン)の蓄積があるという問題や、凝集反応に時間がかかる等の問題がありました。
最近ではこのような人工的な凝集剤ではなく、自然にやさしい天然由来の凝集剤が環境問題の観点から求められるようになってきています。
【低コスト】・【環境にやさしい】モズクで排水処理
本発明の目的は、天然物資源を使用し、更には天然物から医薬・健康食品として有用な成分を抽出した残渣物から、工業的に安価で環境にやさしい水処理剤、凝集・沈殿剤を提案するものです。
海藻等の天然物資源を活用して、より効果的な水処理剤、凝集・沈殿剤を鋭意検討し、本発明の完成に至りました。
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この技術は、特許として登録されており、IPマーケットプレイスに出品されています。
IPマーケットプレイス:https://marketplace.tokkyo.ai/index.php?dispatch=products.view&product_id=528
特許:https://search.tokkyo.ai/pat/PT_2010234025
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