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【国立大学法人岡山大学】疼痛の治療剤

案件情報

ジャンル:化学・バイオ・薬品・食品

登録番号:特許第6105838

希望取引:ライセンス,相談可

権利者:国立大学法人岡山大学

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権利の説明

目的

神経因性などの難治性疼痛に対して、既存の麻薬、消炎鎮痛剤などの神経ブロック注射などに比べて、効果が持続し、頻回の投与を軽減化しうる新規治療剤を提供する。さらには、新規疼痛治療剤のスクリーニング方法を提供する。

技術概要

脳由来神経栄養因子とその受容体との結合を阻害しうる物質を有効成分として含むことを特徴とする、疼痛治療剤。細痛み刺激により後根神経節(DRG)に存在する知覚神経(一次ニューロン)やグリア細胞などから放出された脳由来神経栄養因子(BDNF)は、脊髄後角のシナプス後膜上に存在する受容体に結合し、その痛みシグナルは二次ニューロンに伝えられ、二次ニューロンはその信号を脳に伝達すると考えられる。BDNFとその受容体との結合を阻害しうる物質を有効成分として含むことを特徴とする、疼痛治療剤による。さらには、BDNFとその受容体との結合を阻害しうる物質を選別することを特徴とする新規疼痛治療剤のスクリーニング方法。