width=

「飲むワクチン」実現へ第一歩!KAICOと九州大学が経口ワクチンの特許を出願

ニュースの概要

九州大学初のベンチャーKAICOは九州大学、鹿児島大学と共同で経口ワクチンの特許を出願したことを発表しました。現在ワクチンは温度管理の観点からほとんどが注射による接種方法であり、経口ワクチンが実用化されると様々な疾病に関する治療を患者一人でも手軽に行える道が広がります。

産学連携での特許技術の利用

東京大学発のユーグレナ、北海道大学の技術を活かすために設立されたイーベック、名古屋大学発のティアフォーなど、近年大学発のベンチャーが続々と設立され、出身大学との技術提携などが話題となっています。

日本で最先端の研究機関である「大学」の技術を活用するための動きはTLO設立をはじめとして多方面から進められており、また学生にも起業志向が強まっている潮流とあわせて研究で生み出した特許技術を市場に送り出すための下地は徐々に整ってきているといえるのではないでしょうか。

大学発ベンチャー以外でも企業と大学が連携した産学連携・産学官連携も多数行われており、日本の技術力躍進のための知財活用の準備がなされているといえるでしょう。

日本発の技術力を生かしたベンチャーや、大学の技術を活かした企業の躍進など、特許をビジネスに活かし技術を実用化する道はどんどん広がっていくことが期待されます。

知財活用のための取引用プラットフォームIPマーケットプレイスはこちら

ニュースはこちら