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世界最大手NFTマーケットに、日本人写真家が300点以上出品

ニュースの概要

webサイト制作などを行う飯島意匠の代表、飯島正樹氏が世界最大規模のNFTマーケット「opensea.io」に、300件以上の写真を出品しました。

NFTマーケット「OpenSea」

opensea.ioは、アート作品、トレーディングカード、ゲームアイテム等を取り扱い、アート分野だけで既に200万件以上のNFTが発行されており、世界最大規模のNFTマーケットとして認知されています。

ですが、アート分野のなかでも、写真作品の出品はほとんど見られません。特に日本の写真家による作品発表は、初期に数点が発行されてからほとんど出品はありませんでした。

今回の出品はその点で件数・ジャンルともに目を引く出品であるといえるでしょう。

NFTマーケットの急成長

2021年1月に約8億円だったOpenSeaの1か月間の取引額は、翌月2月には約100億円と急成長しました。

そもそもNFTは、2017年にイーサリアムブロックチェーン上で誕生した「CryptoKitties」というゲームで最初に使われました。その後、2021年に入ってから急速に成長しています。

2021年3月に、Twitter創業者ジャック・ドーシー氏の初ツイートにNFTを付与して約3億円で落札されました。その後、テスラのイーロン・マスク氏が出品したNFTが付与された音楽作品は約1億円になりました。そして日本人では、VRアーティストのせきぐちあいみ氏が出品したNFT付のデジタルデータ作品が約1,300万円で落札されました。

資産価値の付与が困難だったデジタルデータにNFT化することで資産的価値が付与され、売買可能な市場が出来上がりました。資産価値付与が困難だったアート界隈からは特に、NFTマーケットは注目されています。

さらに、前述のような高額での取引が実際に行われたこともあり、急速に注目を集めています。

配信元:https://www.dreamnews.jp/press/0000237198/