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カニエ・ウエストが別区分で商標登録

ニュースの概要

カニエ・ウェストとGAPとのパートナーシップを昨年1月に締結したことを発表し、“GAP“のロゴを“YZY”の文字に置き換えたグラフィックの「Yeezy Gap」が商標登録を申請しました。

ブランドのローンチ時期は2021年後半を予定しています。

カニエ・ウェストの商標登録の動向

カニエは「イージー(YEEZY)」というアパレルブランドで、ファッションやスニーカーを販売していました。

そして2020年6月2日「イージー(YEEZY)」の商標をスキンケアやメイクアップ、フレグランス、パーソナルケアアイテムといった区分で新たに登録出願しており、ファッションだけでなくビューティ分野にも進出しました。この背景には妻のキム・カーダシアンがコスメブランドで成功したことも影響されているといわれています。

その後同年6月26日に「ギャップ(GAP)」とコラボレーションした手頃な価格帯のアイテムを自身のブランド「イージー(YEEZY)」を商標登録していました。

カニエは10代の頃にシカゴのギャップストアで働いていました。新たに締結されたパートナーシップは、「イージー」の高いクリエイティビティやファッションにおけるリーダーシップ性に、「ギャップ」ブランドが51年間積み上げてきた専門知識やノウハウなど、双方の強みを最大限に活かして推進されます。

日本の商標区分について

日本でも商標出願の際は、第1類から第45類まである区分の中から、その商標を使用する商品・サービスについての区分を選択して出願する必要があります。

なお、1つの出願に指定商品や指定役務を複数記載できます(一出願多区分制)。

どういった区分があるかは以下の特許庁サイトで見ることができます。

<特許庁の区分の一覧>

https://www.jpo.go.jp/system/laws/rule/guideline/trademark/ruiji_kijun/index.html

※商標登録を追っていくと企業の動向、意図、動きの背景を読み解く道筋となります。

皆さんも、Tokkyo.Aiの検索エンジンで気になる企業の商標登録の動向をチェックしてみてはいかがでしょうか。

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