知財ニュースまとめ 2023年4月5日版

米フォードがリモートで差し押さえできる車の特許を出願

“https://www.theguardian.com/business/2023/mar/03/ford-reposses-patent-remote-lock
https://news.yahoo.co.jp/byline/kuriharakiyoshi/20230328-00343231”

自動車メーカーのフォードが、ローンやリース料が払われていない自動車をリモート操作で乗車不可能にしたり、機器の機能を制限したりすることで「差し押え」を行う特許を出願しました。

2022年の欧州特許出願数で日本が世界3位

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000118599.html

2022年の欧州特許庁（EPO）に提出した特許出願のうち、日本の企業と発明家が11.2％を占め、米国やドイツに次いで日本が世界3位となりました。

NEC、特許分析調査会社が実施した「生体認証関連技術におけるID連携またはCXに関する技術」の日本における特許総合力ランキングで第1位の評価を獲得

https://www.jiji.com/jc/article?k=000000304.000078149&g=prt

生体認証を共通のIDとしてさまざまなサービスとつながるDigital ID領域の事業開発に取り組むNECは、特許の分析サービスベンダーによる「生体認証関連技術におけるID連携またはカスタマーエクスペリエンス（CX）に関する技術」の特許調査の結果において、特許の質を示す「権利者スコア」と特許の量を示す「有効特許件数」の双方で他社を大きく引き離して1位を獲得しました。

特許を取得したアンダーウェアブランド「Deepbox」がクラウドファンディングで先行予約販売を開始！達成率2,000%を上回る反響

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000002.000117400.html

「特許技術で「ムレずに、収まり続ける」超新感覚アンダーウェア！クセになる新しい体験」のクラウドファンディングが達成率2,000％を超えました。超新感覚かつ快適な着用体験の提供があるそうです。https://search.tokkyo.ai/ipr?kw=%E5%B8%82%E5%B7%9D%E6%81%AD%E5%B9%B3&type=PTUT&country=jp&functionKind=0

ソニー、ゲームプラットフォーム間のNFT送信に関する特許を出願

https://coinpost.jp/?p=446885

ソニー・インタラクティブエンタテインメントが、NFT（非代替性トークン）に関する特許を世界知的所有権機関（WIPO）に申請しました。ユーザーがゲーム内で行うタスクに応じて、デジタル資産と結びついたNFTが提供され、そのNFTについて複数のゲームを横断して使用できるようにするとのこと。

SiC特許で中国が台頭、EV市場が新たな戦場に

https://xtech.nikkei.com/atcl/nxt/column/18/01662/00011/

SiC（シリコンと炭素から構成される化合物半導体材料）半導体は、自動車産業の需要により急速に成長しており、米国と中国を含む世界中の企業が市場参入を目指している。特に、中国企業は技術と知的財産において日本や欧米を追い上げており、Wolfspeedは中国のSiC産業の台頭を妨げるための主要な米国プレーヤーの1つとなっています。SiC半導体メーカーは、調達契約や戦略的なM&Aなどに数十億米ドルを投資するなど、市場の拡大に対応している。

ミヤシタパークのアート作品、全く違う姿に著作権侵害と作者が抗議

https://www.asahi.com/articles/ASR3W64ZPR3BUCVL027.html

東京・渋谷の複合商業施設「MIYASHITA PARK」内にあった現代アート作品が、作者の許可なく改変された後、撤去された。法律の専門家は、著作権侵害に当たる恐れがあると指摘しており、作家側は作品の返還とアートに対する最低限の理解を求めている。作品は、招き猫とハチ公像を組み合わせた新たな渋谷のシンボルを目指したもので、高さ1.3メートルの立体作品だった。